章の概要
1.1 科学としての化学
1.2 物質の相と分類
1.3 物理的性質と化学的性質
1.4 測定
1.5 測定の不確かさ,正確さ,精密さ
1.6 測定結果の数学的処理
目覚ましが鳴り、「スヌーズ」を1、2回押した後、ベッドから起き上がる。コーヒーを淹れ、シャワーを浴び、着替え、朝食をとり、携帯電話でメッセージをチェックする。学校に向かう途中、忘れ物に気づき、危うく初日の化学の授業に遅刻するところだった。教室で席を確保すると、黒板になにやら書かれている。
化学の授業へようこそ
化学を勉強しなければならない理由とは何でしょう?
あなたはどう答えますか?
あなたが化学を学ぶのは学業のためかもしれませんが、日常生活を考えてみると、化学が面白い理由は他にもあります。あなたが一日にすること、出会うことのほとんどは化学と関係しています。コーヒーを入れるのも、卵を焼くのも、パンを焼くのも化学です。石鹸やシャンプーなどの製品、着る服、世界とつながる電子機器、車を走らせるガソリンなど、これらすべてに化学物質とそのプロセスが関わっているのです。意識するしないにかかわらず、化学は私たちの日常生活の一部となっています。このコースでは、現代の生活に欠かせない化学の原理を学びます。
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