BookShelf

社会科学

自然科学

その他

ファスト&スロー

ダニエル・カーネマン(著/文) 村井 章子(翻訳)

直感的「速い思考」と論理的「遅い思考」による人間の意思決定メカニズムを徹底解剖。

私たちの内部に存在するバイアスやヒューリスティックスをリンダ問題などの例を提示しながらわかりやすく解説している。

スマホ脳

アンデシュ・ハンセン(著/文) 久山 葉子(翻訳)

ジョブズはわが子にiPadを与えなかった?!  うつ、睡眠障害、学力低下、依存症……最新の研究結果があぶり出す恐るべき真実。 教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となったベストセラー、日本上陸。

脳科学や心理学の多くの研究や進化の観点から、人間がスマホや新たなテクノロジーに適応していない理由を解説している。身近な話題で、比喩なども多くわかりやすい。

夜と霧

Frankl, Viktor Emil(著)池田 香代子(訳)

心理学者、強制収容所を体験する-飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。 "人間とは何か"を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。

アウシュヴィッツでの過酷な体験、極限の身体・精神状態に置かれた人々の行動がありありと描かれている。

ビッグヒストリー

デヴィッド・クリスチャン(著)シンシア・ストークス・ブラウン(著)クレイグ・ベンジャミン(著)長沼 毅(日本語版監修)石井 克弥(訳)竹田 純子(訳)中川 泉(訳)

最新の科学の成果に基づいて138億年前のビッグバンから未来にわたる長大な時間の中に「人間」の歴史を位置づけ、それを複雑性が増大する「8つのスレッショルド=大跳躍=」という視点を軸に読み解いていく。 宇宙論、生物学、化学などの自然科学と歴史学、地理学、社会学などの人文社会学が融合した「新しい学問」、ビッグヒストリーのオリジナルテキスト。

サイエンス大図鑑

Hart-Davis, Adam(著)山田 和子(訳)日暮 雅通(訳)藤原 多伽夫(訳) 発行:河出書房新社

あらゆる科学の分野を網羅している図鑑。眺めるだけでも面白い。

知ってるつもり 無知の科学

スティーブン・スローマン(著/文)フィリップ・ファーンバック(著/文)土方 奈美(翻訳)

水洗トイレや自転車の仕組みを説明できると思いこむ、政治に対して極端な意見を持っている人ほど政策の中身を理解していない…… 私たちがこうした「知識の錯覚」に陥りがちな理由と解決策を認知科学者コンビが語る。 ハラリ、サンスティーン、ピンカーが激賞。

危機と人類

ジャレド・ダイアモンド(著/文)小川 敏子(翻訳)川上 純子(翻訳)

遠くない過去の人類史から何を学び、どう将来の危機に備えるか? 国家的危機に直面した7カ国の事例から全世界が一致して持つべき認識を明らかにする。

ハーバード白熱教室講義録

Sandel, Michael J.(著)小林 正弥(訳)日本放送協会(著)杉田 晶子(訳) NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム(訳)

ハーバード大学の人気教授マイケル・サンデルは、鋭い問いかけで現代社会の中にひそむ「正義」の問題を取り出し、刺激的な議論を繰り広げる。

講義での、正義に関するさまざまなトピックについての議論の様子が文字起こしされている。 哲学における論点や用語も学ぶことができる。

元素は語る - 考古化学で読む元素図鑑 -

中井 泉(著/文)

元素という教養は一生ものの武器!古代文化財の謎を解く!文系こそ読んで楽しい元素図鑑

デジタル・ミニマリスト

カル・ニューポート(著/文)池田 真紀子(翻訳)

1600人が参加した実験が、スマホとの最適な距離を導いた! アルゴリズムに操られる現代人のための、真の「新しい生活様式」。

心理学などの研究だけでなく、アーミッシュやケネーなども取り上げ、スマートフォンとのよりよい接し方について論じている。

遺伝子ー親密なる人類史

シッダールタ・ムカジー(著/文)田中 文(翻訳)仲野 徹(監修)

2020年のノーベル化学賞がゲノム編集技術に授与され、いま最注目の「遺伝子」。 その研究全史をピュリッツァー賞受賞の医師が語る

遺伝子に関する科学史を、著者の経験も交えて描いている。

〈脳と文明〉の暗号 言語と音楽、驚異の起源

マーク・チャンギージー(著/文)中山 宥(翻訳)

話し言葉や音楽は、自然界の痕跡に満ちている!? 大ヒット『ヒトの目、驚異の進化』の理論神経科学者が、聴覚系と進化の謎に挑む

〔エッセンシャル版〕行動経済学

ミシェル・バデリー(著/文)土方 奈美(翻訳)

2度のノーベル賞受賞で、すでにスタンダードとなっている「行動経済学」。 その用語と事例の要点を凝縮した、世界標準のテキスト。

幼稚園のお迎えに遅れる人に罰金を設けるとむしろ遅れることが増える、など行動経済学の要点を研究を基にコンパクトにまとめた教科書。最初の1冊に。

アレックスと私

アイリーン・M・ペパーバーグ(著/文)佐柳 信男(翻訳)

人と動物は、音声を用いて会話できるのか? はるかな目標を掲げた研究者と一羽の天才ヨウムが過ごした、長くて短い30年の物語。

ウイルス・ハンター アメリカCDCの挑戦と死闘

エド・レジス(著/文)渡辺 政隆(翻訳)

ここが、人類最後の砦――。1995年にアフリカを襲ったエボラウイルス禍を軸に、米CDC(疾病対策センター)の活動の全貌を描く

ハマりたがる脳 「好き」の科学

トム・ヴァンダービルト(著/文)桃井 緑美子(翻訳)

私たちの「好み」はどのように決まるのか? 行動データから予測できるのか? Netflixへの取材や最新の心理学研究から解き明かす

ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

マーク・チャンギージー(著/文)柴田 裕之(翻訳)

市街から文字に至るまで、人類の文明はすべて「見られる」ために誕生した!?  目がヒトを語る、視覚科学の新境地。解説/石田英敬

だれもわかってくれない 傷つかないための心理学

ハイディ・グラント・ハルヴァーソン(著/文)高橋 由紀子(翻訳)

無理解な人の特徴と対処法を知れば、苦しみはきっとなくなる。 ベストセラーをもつ心理学者が贈る、誤解に苦しむ人へのアドバイス

多くの心理研究から、人はいかに人を誤解しやすいかを論じた上で、私たちに何ができるかを論じている。

不道徳な経済学

ウォルター・ブロック(著/文)橘 玲(翻訳)

ダフ屋も売春婦もヤク中もヒーローだ! 51万部突破『言ってはいけない』の国民的作家が「超訳」で贈る、「ポリコレ」時代の劇薬

世間によく思われていない転売や麻薬の密売の正当性を、市場原理の立場から論じている。

ガラスの城の約束

ジャネット・ウォールズ(著/文)古草 秀子(翻訳)

NYで活躍する記者が明かした極貧の少女時代。 夢見がちで勝手な父母への怒りと愛のはざまで苦悩しつつ自立していく姿が胸を打つ

ハーバードの個性学入門 平均思考は捨てなさい

トッド・ローズ(著/文)小坂 恵理(翻訳)

身長や年収、家族像や幸福感まで、人の行動を縛る「平均」という概念。 その問題点と、個性を発揮するための3原理を示す最新研究

「平均」が飛行機事故の主要な原因だった、などの事例を交えて「平均」についての問題点を指摘している。

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

ペーター・ヴォールレーベン(著/文)長谷川 圭(翻訳)

樹木は子供を教育し、会話し、ときに助け合う。ドイツの森林管理官が長年の経験と科学的知見をもとに語る、まったく新しい森の姿

進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

マット・リドレー(著/文)大田 直子(翻訳)鍛原 多惠子(翻訳)柴田 裕之(翻訳)吉田 三知世(翻訳)

宇宙、経済、文化、テクノロジーまであらゆる物の変化はボトムアップの進化原理で説明できる!  名著『繁栄』と対をなす科学解説

腸科学 健康・長生き・ダイエットのための食事法

ジャスティン・ソネンバーグ(著/文)エリカ・ソネンバーグ(著/文)鍛原 多惠子(翻訳)

肥満やアレルギー、自閉症などを抑える働きがある腸内細菌。この細菌を育て、病気知らずの人生を送るための研究報告とアドバイス

人体六〇〇万年史 科学が明かす進化・健康・疾病

ダニエル・E・リーバーマン(著/文)塩原 通緒(翻訳)

感染症が激減した一方で「現代病」が増加しているのはなぜか? 人類の進化の歴史をたどりながら現代人の抱える問題を明らかにする

マシュマロ・テスト 成功する子・しない子

ウォルター・ミシェル(著/文)柴田 裕之(翻訳)

目の前のご馳走を我慢できるかが子どもの将来を左右する?  画期的実験の生みの親が自ら語る、自制心のメカニズムから高め方まで

猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理

ジョン・ブラッドショー(著/文)羽田 詩津子(翻訳)

イエネコの歴史からネコの不思議な生態、人間との共存と飼い方のヒント、未来像までを動物行動学者が詳細に解説する総合ネコ読本

人の心は読めるか? 本音と誤解の心理学

ニコラス・エプリー(著/文)波多野 理彩子(翻訳)

相手の心を理解していると思うのは、実は大いなる勘違いかも。 誤解を防いでより良い人間関係を築くための8つのステップを紹介

心理研究から、人の心を読むことがいかに難しいか、そして人がいかに人の心を読めていると誤解しているかを論じている。

元素をめぐる美と驚き アステカの黄金からゴッホの絵具まで

ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ(著/文)安部 恵子(翻訳)鍛原 多惠子(翻訳)田淵 健太(翻訳)松井 信彦(翻訳)

周期表に並ぶ元素には、それぞれが持つ性質ゆえの特異な物語が秘められている。 歴史から芸術まで幅広い逸話を紹介する科学読み物

哲学のきほん 七日間の特別講義

ゲルハルト・エルンスト(著/文)岡本 朋子(翻訳)

哲学者と読者の1週間にわたる対話を通して、よりよい人生を追求するための思考法を学ぶ。ドイツ気鋭の哲学者が贈る画期的入門書

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場

佐々 涼子(著/文)

地元のため、そして本を待つ読者のために!津波で壊滅的被害を受けた製紙工場の復興の軌跡を徹底取材した、傑作ノンフィクション

東日本大震災によって破壊された製紙工場の再生までの道のりを描いている。

日本‐喪失と再起の物語

デイヴィッド・ピリング(著/文)仲 達志(翻訳)

黒船来航から3・11まで、相次ぐ「災いを転じて」この国は力強い回復力を発揮してきた。英国人記者が膨大な取材を基に描き出す名著

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

センディル・ムッライナタン(著/文)エルダー・シャフィール(著/文)大田 直子(翻訳)

金や時間などが足りないと感じたとき、認知能力は落ちている。欠乏が欠乏を生む仕組み を精査し、行動経済学の常識を塗り替える書

「欠乏」が私たちの判断にどのような影響を及ぼすのかを多くの心理研究から論じている。

進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

リチャード・ドーキンス(著/文)吉成 真由美(翻訳)

花とハチの関係、DNAの複製機能、脳の錯覚……世界的に著名な生物学者の講義を『知の逆転』の著者が編集・翻訳。解説/吉川浩満

オペラ座のお仕事 世界最高の舞台をつくる

三澤 洋史(著/文)

オペラ座の合唱指揮者が、個性的なスターたちとの秘話や波瀾万丈な舞台裏を楽しく綴る

あなたの知らない脳 意識は傍観者である

デイヴィッド・イーグルマン(著/文)大田 直子(翻訳)

あなたの行動を決定しているのは「自分の意識」ではなかった!? 驚異の脳の仕組みを解明

国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源

ダロン・アセモグル(著/文)ジェイムズ・A・ロビンソン(著/文)鬼澤 忍(翻訳)

豊かな国と貧しい国の違いとは? 国家盛衰のメカニズムに迫る研究。解説/稲葉振一郎

フィルターバブル インターネットが隠していること

イーライ・パリサー(著/文)井口 耕二(翻訳)

ネットのフィルター機能がいかに表示する情報を歪め、私たちを孤立させているかを暴く

千の顔をもつ英雄〔新訳版〕

ジョーゼフ・キャンベル(著/文)倉田 真木(翻訳)斎藤 静代(翻訳)関根 光宏(翻訳)

古今東西の神話・民話に登場する英雄たちの冒険を比較・分析し、その基本構造と共通性から人間の心の深層に迫る神話論の決定版

スプーンと元素周期表

Kean, Sam(著)松井 信彦(訳)

万物を構成するたった100種類余りの元素がもたらす不思議な自然現象。 その謎解きに奔走する古今東西の科学者たちや諸刃の剣となりうる科学技術の光と影など、元素周期表に凝縮された歴史を繙く比類なきポピュラー・サイエンス。

ファインマンさんの流儀 量子世界を生きた天才物理学者

Krauss, Lawrence Maxwell(著)吉田 三知世(訳)

量子コンピュータや宇宙物理など最先端科学に残したその功績を、人気サイエンスライターが描く評伝。

史上最大の発明アルゴリズム : 現代社会を造りあげた根本原理

Berlinski, David(著)林 大(訳)

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

ダン・アリエリー(著/文)熊谷 淳子(翻訳)

ゆかいな実験が満載の行動経済学ベストセラーが、文庫に! 推薦/大竹文雄大阪大学教授

行動経済学に関するトピックを、多くの実験とユーモラスな筆致で解説している。

46億年の地球史 生命の進化、そして未来の地球

田近 英一(著/文)

知れば知るほど面白い! 壮大な地球誕生の物語。

ステレオタイプの科学 社会の刷り込みは成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか

クロード・スティール(著/文)藤原朝子(翻訳)北村英哉 (著/文)

社会の刷り込みと人のパフォーマンスの関係を紐解いた「ステレオタイプ脅威」という現象。 社会心理学者が、そのメカニズムと対処法を解明する。

ほんのささいな発言や状況でも、ステレオタイプの強力な効果が働くことを、筆者自身の経験や多くの研究から論じている。

心理学〔新版〕

無藤 隆(著/文)森 敏昭(著/文)遠藤 由美(著/文)

「大学4年間ずっと手元において学べる」好評の決定版テキスト,待望の新版化。心理学諸領域の知識や考え方,対象を心理学全体の中に位置づけながら,豊富な図表を用い,丁寧に解説。専門領域や実務に進む上で必須の知識や最新動向の学習にも最適 (二色刷)

心理学の代表的な教科書。読みやすく、わかりやすい。心理学の全体像を掴める。

LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

吉森 保(著/文)

科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養

細胞やウイルスとは何かといった基本的なトピックから、 著者の専門とするオートファジーのしくみまで、図も用いてわかりやすく解説している。

脳を鍛えるには運動しかない!

Hagerman, Eric(著)Ratey, John J(著)野中 香方子(訳)

最新科学でわかった脳細胞の増やし方。

最新脳科学の知見から、運動が認知機能やうつに効果的であることを述べ、賢く老いるためのライフスタイルを提示している。

動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか

フランス・ドゥ・ヴァール(著/文)松沢哲郎(監修 | 翻訳)柴田裕之(翻訳)

心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。

動物行動に関する事例をふんだんに用いながら、動物の知性について考察している。

脳科学は人格を変えられるか?

エレーヌ・フォックス(著/文)森内 薫(翻訳)

性格にまつわる脳科学の知見から、悲観的な人と楽観的な人の違いを論じ、科学は抑うつなどの改善にどのようにアプローチできるかを論じている。

奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき

ジル・ボルト・テイラー(著/文)竹内 薫(翻訳)

脳卒中に見舞われた脳科学者である著者の体験を描いている。

クララとお日さま

カズオ・イシグロ(著/文)土屋 政雄(翻訳)

人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。

AFとしてはたらくロボットの視点から、ジョジーとの日常を描く。

ファクトフルネスFACTFULNESS

ハンス・ロスリング(著/文)オーラ・ロスリング(著/文)アンナ・ロスリング・ロンランド(著/文)上杉 周作(翻訳)関 美和(翻訳)

世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

私たちの思い込みを取り払い、ファクトフルに物事を見るための視点を提示している。

ピグマリオン

バーナード・ショー(著/文)小田島恒志(翻訳)

『マイ・フェア・レディ』の原作。下町の花売り娘イライザが言語学者であるヒギンズと出会い、彼の指導の下立身出世していく。