章の概要
私たちの生活では、周囲の環境や自分の内面について把握している度合いが、定期的に大きく変化します。目覚めているときは、周囲で起きているさまざまな重要なことを認識し、注意を払っています。また、深い眠りについているときと、夢を見ているときとでは、体験が大きく変わります。人によっては、瞑想や催眠、アルコールやその他の薬物によって、意識の変容を経験することもあります。
この章では、意識の状態について、特に睡眠に焦点を当てて説明します。まず睡眠の異なる段階について確認し、その後睡眠障害について説明します。そして最後に、向精神剤、催眠、瞑想によって生じる意識変容状態について説明します。
この章の記事
Openstax,”Psychology 2e Ch.4 Introduction”.https://openstax.org/books/psychology-2e/pages/4-introduction