天文学

06 天文機器

6 天文機器

図6.1 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)。地球上空にあるハッブルの想像図。左と右に見えるのは、ハッブルに電力を供給する長方形の太陽電池パネル。 章の概要 6.1 望遠鏡6.2 現在の望遠鏡6.3 可視光線の検出・観測装置6.4 ...
05  放射線とスペクトル

5 放射線とスペクトル

図5.1 紫外線で見る太陽。この太陽の写真は、私たちの目には見えない紫外線の波長をいくつか変えて撮影し、色分けすることで、可視光では見ることのできない太陽の大気の活動を明らかにしたものである。太陽をはじめとする天体は、可視光以外の波長で観...
04 地球、月、天空

4 地球、月、天空

図4.1南半球の夏。1993年12月9日、スペースシャトル「アトランティス」の魚眼レンズで撮影された、修理中のハッブル宇宙望遠鏡の上にかかる地球。赤みがかった大陸はオーストラリアで、その大きさや形は特殊なレンズによって歪んでいる。南半球の...
03 軌道と重力

3 軌道と重力

章の概要 太陽系外縁部にある、肉眼では見えないほど暗く、星の間をゆっくりと移動する新しい惑星をどうすれば見つけられるでしょうか?これは、太陽系の全容を把握しようとしていた19世紀の天文学者たちが直面した問題でした...
02 天空の観察―天文学の誕生―

2  天空の観察―天文学の誕生―

章の概要 2.1The Sky Above2.2Ancient Astronomy2.3Astrology and Astronomy2.4The Birth of Modern Astronomy 驚くことに、あ...
01 天文学への誘い

1.9 ここまでのまとめ、そして始まり

天文学を始めたばかりの方は、複雑な気持ちでこの章の短いツアーを終えられたことでしょう。一方では、これまでに読んだ新しいアイデアに魅了され、もっと知りたいと思っているかもしれません。その一方で、これまでに取り上げたトピックの数や、紹介した新...
01 天文学への誘い

1.8 超小型の宇宙

これまでの説明で、宇宙はとてつもなく大きく、とてつもなく空虚であることがおわかりいただけたと思います。平均すると、宇宙は私たちの銀河系の1万倍も空っぽなのです。とはいえ、これまで見てきたように、私たちの銀河系でもほとんどが空っぽの空間です...
01 天文学への誘い

1.7 大規模な宇宙

大雑把に言えば、太陽系は自分の家やアパート、銀河系はたくさんの家やビルからなる自分の町と考えればよいでしょう。20世紀になって、天文学者たちは、私たちの世界がたくさんの町で構成されているように、宇宙も膨大な数の銀河で構成されていることを明...
01 天文学への誘い

1.6 宇宙への旅

ここでは、天文学者が理解している現在の宇宙を簡単に紹介し、本文中で出てくる天体の種類や距離について知っておきましょう。 まず、地球から始めましょう。地球は、直径約13,000kmのほぼ球形の惑星です(図1.6)。この惑星系に入ってき...
01 天文学への誘い

1.5 光の移動時間の重要性

天文学者にとって、光速が自然な距離の単位である理由はもう一つあります。宇宙の情報はほとんどが光によってもたらされますが、そうしたあらゆる光はすべて、光の速さ、つまり1年で1光年移動するのです。これは、私たちが宇宙で起こる出来事をいかに早く...
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