2 文化的・考古学的方法

02 人類学の手法
Several people stand facing a wall, some scraping at it with tools and one standing on a scaffolding. Flowering bushes appear in the foreground of the image.
図2.1 イタリアのポンペイにある建物のフレスコ画を発掘している考古学者たち。ポンペイは、紀元79年に近くのヴェスヴィオ山が噴火した際に火山灰に覆われたことで有名である。この火山灰によって、当時の多くの建造物や遺物が保存されている。

章の概要

  • 2.1 考古学的調査方法
  • 2.2 保全と自然主義
  • 2.3 エスノグラフィーと民族学
  • 2.4 参加者観察・聞き取り調査
  • 2.5 定量分析と質的分析
  • 2.6 コレクション

フィールドワークは人類学の最も重要な実践の一つです。

人類学のすべての下位分野が何らかの形でフィールドワークを行い、情報を収集していますが、各下位分野では、異なる方法で調査を行う場合があります。「フィールド」での作業という概念は、伝統的に、遠方の地域へ行き、その土地固有の環境文脈の中で他の文化を研究するという実践に基づいていました。

ここ数十年の間に、「フィールド」は、都市人類学のように自分の故郷、映像人類学やバーチャル人類学のようにインターネット、民族史学や博物館人類学のように大学のアーカイブや博物館のコレクションなど、多様な環境を含むようになりました。

図2.1 Credit: “Pompeii Restoration Work” by Justin Ennis/flickr, CC BY 2.0

Access free at https://openstax.org/books/introduction-anthropology/pages/2-introduction

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