21 ウイルス

21 ウイルス
The left electron micrograph shows the tobacco mosaic virus, which is shaped like a long, thin rectangle. The right photo shows an orchid leaf in varying states of decay. Initial symptoms are yellow and brown spots. Eventually, the entire leaf turns yellow with brown blotches, then completely brown.
図21.1 透過型電子顕微鏡で見たタバコモザイクウイルス(左)は、最初に発見されたウイルス。このウイルスはタバコのほか、ランなどの植物に病気を引き起こす(右)。 (credit a: USDA ARS; credit b: modification of work by USDA Forest Service, Department of Plant Pathology Archive North Carolina State University; scale-bar data from Matt Russell)

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章の概要

21.1 ウイルスの進化、形態、分類

21.2 ウイルスの感染と宿主

21.3 ウイルス感染の予防と治療

21.4 その他の細胞性実体。プリオンとウイロイド

ウイルスは、どの界にも分類されない非細胞性の寄生生物です。細菌、植物、動物など様々な生物に感染します。実は、ウイルスは生物と非生物の間の冥界に位置するような存在です。生物は成長し、代謝し、繁殖します。これに対し、ウイルスは細胞を持たず、代謝も成長もせず、細胞分裂もできません。ウイルスは自己複製を行うことができますが、宿主細胞から得られる資源に完全に依存し、成熟した形に組みあがった子孫ウイルスを作り出します。ウイルスは化石を残さないので、いつ、どのように進化したのか、どのような祖先から来たのか、正確には誰も知りません。ウイルス学者の中には、現代のウイルスは、進化の過程で様々な場所から採取された核酸の断片がモザイク状になったものであると主張する人もいます。

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